仮想通貨の代表格として知られるビットコイン。
ただ、よくわからないまま手を出せないと思う人いるのでは?
そこで今回は、初心者のためにビットコインって何? という疑問を解決します。
これからビットコインを始めたい!という方は一緒に確認していきましょう!
ビットコインって何?
ビットコインは世界で初のブロックチェーンを基盤としたビジネス通貨です。
2008年に「サトシ・ナカモト」という名で構想と論文が発表され、翌年2009年にリリースされた世界で初めての仮想通貨(暗号資産)なのです。
通貨単位はBTCと表記されます。
2022年8月現在、ビットコインは時価総額で61兆円に対してイーサリアム(ETH)は31兆円、テザー(USDT)は9兆円です。
このことからも現在、流通する仮想通貨の中でビットコインは最も知名度が高いといえるでしょう。
さあ、次からはもっと詳しく見ていこう!
>
ビットコインの仕組み・特徴
まずはビットコインの仕組みを理解する上で2つの最新技術をお伝えします。
分散型ネットワーク(PtoP) | 取引する人全員が取引履歴などを共有できるようにするネットワーク |
ブロックチェーン | 取引履歴を最初からチェーンのように繋ぎ複数のコンピュータに記憶する台帳のようなもの |
こうかくと少し難しいかもしれませんが、どちらも不正やハッキング、サイバー攻撃をさせないための技術となっています。
この技術のおかげで安心して取引ができるんだね!
ブロックチェーンについて詳しくは↓
次に特徴をあげていきます。
・発行枚数に上限が決められている(希少性が高い)
・中央管理者が存在しない
発行枚数に上限が決められている(希少性が高い)
円やドルのような法定通貨だと、銀行等によってお金の発行の調節をすることで経済のバランスを保っていますよね。
そのため需要供給のバランスは大変不安定で国により管理されています。
一方、ビットコインは発行枚数が約2100万枚と決まっています。
予め、決められているのでビットコインは希少性が高く将来的な値上がりの予測に繋がっているといえます。
中央管理者が存在しない
前者のように法定通貨には、銀行等のように中央管理者が存在します。
それによりお金の発行の調節を行うのですが、ビットコインは中央管理者が存在しないので管理者の影響を受けずに取引をすることができます。
国という権威から離れた場所で、中央集権的な影響を受けない通貨がビットコインが目指した姿でありその後に続く仮想通貨にも共通する大きな特徴になります。
次からはビットコインのメリットとデメリットについてみていくよ!
メリットデメリット
メリットとデメリットを知ることで仮想通貨の全体像を把握することができるよ!
メリット
24時間365日取引が可能 |
希少性があり将来大きく値上がりする可能性を秘めている |
少額から始められる(500円程~) |
世界中で、安く、早く送金ができる |
サービスや商品の購入代金の支払いに利用できる |
詳しく見ていくよ!
・24時間365日取引が可能
ビットコインをはじめとした仮想通貨は土日祝日含め24時間365日取引が可能です。
株などの金融商品は平日9:00から15:00(11:30から12:30は休場)のみしか取引できないので、昼間働いていると取引に参加することが難しくなります。
その点ビットコインは仕事から帰ってきて夜間に、もしくは土日にも取引をすることが可能です。
日中働いてると、夜間や土日も取引できるのはありがたいね!
・希少性があり将来大きく値上がりする可能性を秘めている
ビットコインのような仮想通貨は、ボラティリティが大きいという特徴があります。
ボラティリティとは価格変動の度合いを示すもので値動きが激しいことを「ボラティリティが大きい」といいます。
例えば、米ドル/円の為替相場の場合、2021年1月1日の始値は1ドル=103.2円で同年12月31日の始値は1ドル=115.06円でした。米ドル/円の為替相場は1年間で約11%動いたということです。
一方、同期間のビットコインの価格は1BTC約300万円から1BTC約540万円に上昇し、1年間で約180%価格が上昇したことになります。
一時期は700万円近くまで上昇していた時期もあるため、「値動きの幅」という意味では大きく可能性を秘めているといっても過言ではないでしょう。
一日の中でも価格が10%以上動くこともあるので、短期的に投資をしリターンを得ることも可能です。
・少額から始められる(500円程~)
2022年3月6日時点での1BTCの価格は、約440万円です。
これだけ見ると膨大な価格が必要だと思えますが、実際には数百円程度の少額投資ももちろん可能です。
なので投資初心者の方にもおすすめできるものとなっています。
無料で口座開設→数百円でビットコイン購入。
とってもお手軽だよ!
・世界中で、安く、早く送金ができる
ビットコインは国などに管理されているものではないため、第三者を介さずに世界中で安く、早く送金ができます。
ビットコインなら無料もしくは格安で送金ができるのです。
例えば国内最大手の取引所、Coincheck(コインチェック)だと、ユーザー同士の送金は無料です。
・サービスや商品の購入代金の支払いに利用できる
ビットコインはじめ仮想通貨は、資金決済法にて現金やクレジットカードのような決済手段として認められています。
限定的ですが、お店側がシステムの導入等で決済手段として受け入れている場合はサービスや商品の購入代金として利用できます。
そして、インターネット上でのデジタル通貨ということもありお金等とは異なり持ち歩く必要がありません。
デメリット
次はデメリットをみていきましょう。
どちらも正しく理解することでビットコインはじめ仮想通貨に馴染んでいきましょう。
・ネット環境がないとアクセスできない |
・価値が保証されていない |
・税金が高い |
・ネット環境がないとアクセスできない
もうご存じのとうり、ビットコインは実態のない通貨です。
銀行やATMで引き出せるものではなく、財布に保管しておくことも不可能です。
取引をするには仮想通貨の取引所に口座を開設し、ネットを通じて行わなければなりません。
・価値が保証されていない
日本の場合、銀行が倒産しても利用者の預金額の1000万円までが補償されます。
しかし、ビットコインは取引所が破産してしまった場合でも国による補償制度はありません。
ただ、取引所によっては独自に補償を取り入れてる所もあるのでチェックしてみましょう。
・税金が高い
ビットコインで得た利益は雑所得に該当し、所得税法によって定められた税率分の税金を納めなければなりません。
累進課税を取り入れているため、利益を大きければ大きい程納税額も高くなります。
利益が20万円以下なら非課税ですが、4千万円以上の利益が出た場合は税率45%です。
もし1億円の利益が出ても4,500万円を税金として支払わなければなりません。
ビットコインの将来予想
ビットコインは2021年には最高値を更新し、1BTC=740万円を突破しました。
しかしその後、年末にかけて仮想通貨全体の価格が下落し
2022年1月には約400万円
2022年6月には約270万円
まで暴落しました。
結論からいうと
ビットコインは長期的に、価格が上昇すると考えられており、一部の専門家の見解では2800万円台まで上昇するとも予測されています。
しかし、根拠なしに価値があがるなんて信用できないという方も多いはず。
ビットコインの価格予想には「ストックフローモデル」という歴史ある考え方が反映されています。
前提として、ストックフローモデルはビットコインのためだけに作られたモデルではないということです。
ストックフローモデルは、身近な金融商品である金や銀の価格を予想するために作られたもので歴史ある理論をビットコインに応用したに過ぎないのです。
2024年には半減期というのもあり...だからこそこれから価格が上昇するという説得力もありますよね。
更に、ビットコインは発行上限が2100万BTCまでと制限があるため、需要が高まるにつれ希少性もが上がり、長期的に価格があがっていくいくのではないかといわれています。
ビットコインの半減期について詳しくは↓
ビットコインでできること
投資家はすでに仮想通貨投資を始めている人が多いよ!
初心者の人も少額から始めることをおすすめするよ。
次はビットコインでなにができるのかをみていきましょう。
ビットコインの売買で利益を得る |
サービスや商品の代金として支払う |
ビットコインを送る |
ビットコインの売買で利益を得る
現在、ビットコインの利用で最も多くを占めるのは「投資」です。
取引所にて、インターネットを通じてビットコインなどの仮想通貨を売買できます。
ビットコインの価格が安い時に買い、値上がりしたところで売れば、その差額を利益として得ることができます。
投資はお金に余裕のある人がすることだと思っている人もいますが、ビットコインは数百円から売買が可能です。
お金に余裕がなくても、手軽に投資することができます。
サービスや商品の代金として支払う
お店での買い物や、食事をした時、あなたはどうやってお支払いをしていますか?
現金やクレジットカード、電子マネーやバーコード決済等、シーンに応じて使い分けているとおもいます。
実はビットコインでも支払いができるのです。
ビットコインで支払いをしている人なんて見たことがない、という人がほとんどだと思いますが、ビックカメラやコジマ、東京都内でも個人店で決済手段として取り入れている所があります。
ビットコインはじめ、仮想通貨がこれから普及していく中でそういったお店もどんどん増えていくでしょう。
ビットコインがこれから有名になれば価値も上がるし使えるお店も増えて一石二鳥だね!
ビットコインを送る
送金でもビットコインの魅力が発揮されます。
通常、送金の手段としては銀行が利用されます。
その際の手数料は、国内では400円程、海外ともなると2000円以上も必要となります。
しかし、ビットコインの手数料はわずか数十円で、国内海外とも同じ手数料になります。
さらに銀行を介さないことから、24時間365日いつでも送金をすることができます。
承認時間は30分から50分程です。
送金の際の手数料の安さや受け取りまでの時間の短縮も含めて非常に便利な技術だといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
初めて世に出た暗号資産であり、今もその代名詞して鎮座するビットコイン。
人気・時価総額ともにトップで、仮想通貨を始めるなら最初に持っておきたいコインといえるでしょう。
無料で口座開設ができ、少額からビットコインを購入することができるので少しずつビットコインに慣れ親しんでもらえたらうれしいです。